流域治水への取組み
流域治水とグリーンインフラ
旭建設は、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある
国土・都市・地域づくりを進めるグリーンインフラを取り入れた流域治水
に貢献していきます。
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平成31年度 防安広域 第90-5号 五十鈴川小切畑地区 河道掘削工事その2
河道掘削は、
洪水時の水位を低下させるため、川の中に堆積している土砂を取り除き、
河道の流下能力の維持・向上させ、水害被害を減らすための工事です。
多自然づくりの取組みとして、
澪筋の維持 様々な流れ・環境をつくり魚類や水生生物が定着しやすい環境
川底に瀬と淵を形成し流れに変化 多様な流れ ワンドの形成
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平成28年度 防安総大 第90-1号 横市川 護岸工事
多自然川づくり
この現場では、多様な生物の生育・生育環境やうるおいある水辺空間をつくること
を通して、自然環境の保全と、河川の正常な機能により流域治水に取り組んでいます。
現場内の混り土砂、草混り土砂を確保し、覆土に利用
また、砂利や石を多く混ぜることにより増水時の水流の抵抗性を向上
近隣の幼稚園の子供達へ【水辺の交流体験会】を開催
子供たちに川辺から魚を放流
自然とふれあう事で、自然の大切さや尊さをしってもらう
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平成24年度交付建設第1-3-2号主要地方道東郷西都線矢櫃工区道路改良工事
【宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会】に参加した時の講演内容にて
「河川には淵・瀬・ワンドなどの起伏に富んだ河川形状が望ましい」とのこと
河道掘削工事における瀬替え工の復旧を行った際、瀬替え掘削した箇所を
完全に埋めずに、下流部分に幅4m長さ10mほどのワンドを形成
河川に生息する魚族の幼魚にとって、健全に育成される場所として提供
施工から2か月経ったころ、50匹程の小魚の姿を確認できた
多自然川づくりとして、淵、ワンドを形成