2024年02月26日
豊後高田市の祭り
豊後高田市の祭り「ホーランエンヤ」
島根県出身で大分に住んでいる友人から、豊後高田市の祭りを見に来ないかと誘われ、寒い国東半島に出かけて行った。
1月14日(日)は大潮の日で「ホーランエンヤ」の祭りが開催される日でもあった。市内を流れる桂川の下流に「琴平宮」が在り、そこから4Km程上流に「若宮八幡宮」が在った。大きな船に乗った50名位の男衆が、右岸・左岸にいる見物客に「ホーランエンヤ、エンヤサーのサッサー」と叫びながら、餅袋を船上から投げる光景は見応えがあった。楕円形を描くように、右岸で餅袋を撒いては、次は左岸で餅袋を撒くのである。川幅が50mの桂川で行われるため、両岸の状況が手に取るように判る。「ホーランエンヤ」の祭りは江戸中期に始まったとされ、豊漁と航海の安全を祈願したお祭りとして代々伝えられている。
「昭和の町」豊後高田市を訪れる時は、是非「ホーランエンヤ」の祭りに合わせて出かけてほしい。しかし、毎年1月中旬の日曜日なので、天気の状況を踏まえ雪が降るようだったら中止してほしい。拾った餅は縁起が良いとの話を聞いたので翌日にすぐ食べた。今年は宝くじが当たるかもしれない ?