2023年11月08日
懐かしき沖縄
懐かしき沖縄
20代中半の頃に住んでいた沖縄に社員旅行が決まりワクワクしている。当時は右側通行であったので外国に上陸した気分になった事を覚えている。
鹿児島港から船に乗って車と共に那覇港に着き、迎えに来て頂いた沖縄出身の玉城さんとアパートに向かった。運転感覚が昨日と全く異なり外国の街を運転している気分であった。初めて来る沖縄は都会すぎて離島とはとても思えない光景だった。当時は米軍の車両が多く、オンボロな車は米軍の人が乗り、立派な車は沖縄の人が運転していた記憶が強い。米軍の人達は3年程沖縄に駐留し、すぐ にアメリカ本土に帰っていくため、中古車を活用していたのではなかろうか。
当時は英語の看板店も多く独特の雰囲気があった。1回/年の嘉手納基地祭りでは、通常は入れない基地内に入れて、色々な外国食品を食べる事が楽しかった。お土産は、葉巻タバコやアメリカのチョコレート等をたくさん買って帰った。
ウィスキーやブランデーなども安価で買えた。実家への里帰りにお土産となった。父親が外国のタバコを特に喜んでくれた事を思い出す。また、今では普通に食べれるジャンボハンバーガーにはビックリだった。大き過ぎてどこから食べればよいか判らなかった。米軍の人たちは口を大きく開けてガブリと食べ始めるが、自分の口を大きく開けても嚙むことが出来ないもどかしさがあった。その時思った、米軍の人たちは顎の骨を外すのが上手なんだなと・・・。