台風とハリケーンって何が違う？
やってきました台風シーズン。
台風とハリケーンってよく耳にしますが、何が違うのかなと不思議でした。
日本では、ハリケーンが発生したというニュースは聞いたことがなく、アメリカでのニュースばかりです。
そこで、台風とそれによく似たタイフーン、ハリケーン、サイクロンについてお話しします。
台風とは、東経180度(日付変更線)より西、赤道より北にある熱帯性低気圧の中で、最大風速(10分間の平均風速の最大値)が、17.2m/s以上のものです。
タイフーン (Typhoon)とは、経度180度(日付変更線)より西、赤道より北にある熱帯性低気圧のうち、最大風速(10分間の平均風速の最大値)が、32.6m/s以上のものです。
ハリケーン（hurricane）とは、東経180度より東、赤道より北の、太平洋北東部、太平洋北中部、大西洋北部、大西洋南部にある熱帯性低気圧のうち、最大風速が32.6m/s以上のものです。
サイクロン (Cyclone) は、インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部にある熱帯性低気圧のうち、最大風速が32.6m/s以上のものです。
最大風速が32.6ｍ/sの勢力は台風に当てはめると「強い台風」以上の勢力となります。
台風、タイフーン、ハリケーン、サイクロン、全て熱帯性低気圧のことです。
タイフーンは、台風と場所は同じで、最大風速が32.6m/s以上のもの
ハリケーンは、強さはタイフーンと同じで、場所がアメリカ付近
サイクロンは、強さはタイフーンやハリケーンと同じで、場所が赤道より南
台風以外はかなり勢力が強く危険な熱帯低気圧と言えます。
台風も最大風速が32.6m/s以上になれば危険な熱帯低気圧ですが。
台風は最接近が予測でき、備えができます。台風接近時は早めに万全の対策を心掛けましょう。
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