2022年06月10日
恐山(三大霊場)
7月が近くなると、9年前の事が思い浮かぶ。宮崎から羽田に飛び、羽田から
三沢空港に到着したのは昼過ぎ頃だった。その地は、昔甲子園で活躍し、近鉄
にドラフト1位で指名された太田幸司投手の故郷でもある。空港から三沢市街地
に向かうと外国人が沢山いて、まるで沖縄の嘉手納町に似た光景であった。
ホテルに荷物を置いて、早速レンタカーで恐山へと向かった。知らない土地で
あったが、ナビゲーションのお陰で安心して車を運転出来た。
恐山に行ったのは、以前に本を読んでいた時、イタコ(女性の霊媒師)の存在を 知らされた事であった。亡くなった人と会話を繋いでくれるイタコに会いたいと思
っていた。ところが現地に行ってみると、8月のお盆期間しかイタコの女性に会え
ないと知りガックリした。
恐山は山門を通り抜けると、まるで島原市の雲仙に来たような景色であった。
硫黄の匂いがして草木も無く、休火山の火口が広がり降水が溜まった湖があった。
「ここにいると気持ち悪いから早く帰ろう」との家内の一言で、次の目的地「大間」
へと向かった。本州の最北端は津軽海峡が広がり、うっすらと北海道が見えた。 九州では味わえない素晴らしい光景だった。また機会があったら青森に行きたい。
青森のホテル風呂にはリンゴが浮かんでいた。2歳だった孫が風呂のリンゴに嚙み ついていた。