社員の日記

2021年09月30日

バチとダイヤ

みなさん こんにちは

 

どんな世界にもその業界でのみ広く知られている言葉があると思いますが、例にもれず(というか、恐らく多い方)土木業界にも日々多くの「専門用語」が飛び交っています。

今日はその中でも、私が最近知った物の呼び名を2つご紹介します。

 

1つ目は「バチ(ヅル)」です。皆さんは分りますか?

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ヒントは、木の根っこを掘ったりするのに使います。

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正解は、

 

(写真はインターネットより)

そう、つるはしのことです。

 

方言かと思っていましたが、つるはしの正式な?俗称の1つのようで、ウィキペディアにも紹介されていました。先の部分が三味線のバチに似ていることから「バチ」と呼ばれるようです。
初めて聞いたときは「バチ」⇒「鉢」⇒「壺状の入れ物」⇒「バケツ!!」と勘違いしましたが、ベテラン社員の中には「バチ」の方が一般的な方が多いようです。

 

 

もうひとつ、「ダイヤの13」です。何だと思いますか?
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トランプの事だと思ったあなた、、、残念です。

 

正解は「凸凹筋のある鉄筋(異形鉄筋)」のことです。数字は直径(mm)を表します。鉄筋は形状によって2種類に分けられ、まん丸ツルツル断面の「丸鋼(まるこう)」に対して、丸に凸凹がある鉄筋のことを「異形鉄筋(いけいてっきん)」といいます。最近は「丸鋼」が使用される事はほとんどなく、「異形鉄筋」が主流なので、皆さんに身近なのは凸凹のある「異形鉄筋」だと思います。

さてなぜ異形鉄筋「ダイヤ」なんでしょう?

異形鉄筋の直径を意味するD(Diameter)ダイヤメータの略でダイヤと呼ぶとのことで、丸鋼の直径はφ(ファイ)と呼んで区別しているそうです。(例)直径22mmの異形鉄筋⇒ダイヤの22
「断面がダイヤ💎に見える(?!)から」という説もあるそうなので、今度確認してみようと思います。💎💎

この呼び方はコンサルタントの方から教えて頂いたのですが、弊社のベテラン社員も初耳のようで、単純にD(ディー)○○(○○は直径))と呼ぶことが多いようです。

 

まだまだ沢山ある土木用語、面白いものがあればまたご紹介します。

 

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