2020年07月27日
令和元年・2年度都城地区舗装修繕外工事(その④)
こんにちは、現場技術者の黒木です。
工事を来週に控え、使用資材などが届きました。
見たことのない資材もあり、
恥ずかしながら「どの部分にどのように使われるのだろう?」という状態です(汗)
いくつかご紹介しますね!
まずはこちら、黒いパイプです。
「排水パイプ」と言い、普段は地中にあります。
この筒の中を地下水が通っていきます。
この排水パイプが行き着く先が「側溝」です。
側溝は私たちもよく目にしますよね。
下の空洞の部分を、排水パイプから流れてきた地下水が流れていきます。
上の左側の溝には「縁石」が入ります。
こちらが縁石です。
この一つ一つをつなぎ合わせていきます。
元はこんな形をしているんですね。
また、側溝の重みなどで地面が沈まないよう、
「基礎版」というものを側溝の下に敷いていきます。
一つ0.2トン…200㎏ということですね!
重たい!足などに落ちてきたらひとたまりもないですね…(汗)
そのような事故が起こらないように、
「KY活動」というものを毎日作業前に行います。
「どのような作業の時」に「どんな危険が発生するか」を考え、
それを「防止」する為にどう行動するのか、までを考えます。
そのように毎日気を付けながら、毎日意識しながら作業を行っているんですね。
最後にこの二つの側溝。
高さが微妙に違うのが分かりますか?
高さを変えている理由は、側溝の底面に勾配を持たせる為です。
同じ高さだと平坦になってしまうので、水が流れていかないですよね。
「工事」というと、重機も使用するし大がかりなので、
何事も豪快に進めている…といったイメージでしたが、
こういった工夫や色々な配慮がなされているんですね。